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 店長のプロフィール 
店長のプロフィール
渡 辺 修 (わたなべ・おさむ)
NFD フラワーデザイナー資格取得
愛知県農業技術大学校卒

1960年7月愛知県東部の花栽培農家に生まれる。
農林水産省に11年間勤務した後、1993年9月に生花店を開業。
同時に、NFD公認校で3年間フラワーアレンジメントを学び、生花店経営に生かしている。
名古屋市内にある店舗では、ギフト用生花を中心に、ブライダル、ガーデニングなどを手がけている。


店長の開業秘話を読む

お花屋さんを始めたのはなぜ?
私が花屋を始めたのは33歳の頃でした。
それまではお役所勤めをしていたので、なぜ転職する必要があるのかと、たくさんの人に言われました。もちろんお店を始めてからも、それまで以上にたくさんの人から、なぜお堅い仕事をやめて花屋を始めたのかと聞かれました。
理由はとっても単純、変化の少ない生活に耐えられなかったからというのが一番の理由です。

ではなぜたくさんある職業の中から、花屋を選んだのでしょうか?
それもとっても単純な話、一番身近な仕事だったんです。
とは言っても,私の家がお花屋さんをしていたわけではありません。私の実家がお花の栽培農家で、私自身、園芸関係の学校を出たからです。

お花屋さんはそんなに簡単に始められるのですかと聞かれることがあります。
その答えは、準備さえしておけば、誰でもできますということ。どんな職業でも同じですよね。
次は、お花屋さん開業秘話(?)でも書きましょうか。。。

お花屋さん開業秘話 (vol.1)
今から11年前、まだお役所勤めをしていたころ、そろそろ潮時だと感じていました。転職をして新しい仕事を始めるには、今しかないと思ったのです。さて何をしようかと思ったとき、自分の過去の経験と、やってみたいことを考え合わせると、やっぱり花屋しかないだろうという結論に達しました。
とは言っても、私はそれまで、お役所仕事しかしたことがありません。アルバイトをした経験すらありません。

その時の私の課題は、技術と接客でした。何しろお役所では、接客と呼べるような体験は絶対にできません。(接待されることはよくありましたが…)

ともあれ接客は経験を積み重ねれば何とかなるだろうと思いましたが、技術はそんな訳にはいきません。

とりあえずフラワーデザイナーの資格を取ることにしました。
そして電話帳を調べ、仕事帰りに行けそうなスクールを探し、授業を見学をさせていただきました。
当たり前のことなんですが、教室に入ってみると全員が女性なんですね。とってもうれしい反面、本当にやっていけるだろうかという不安もありました。
でもそんなことを心配してもしょうがないので、さっそく入学を申し込み、週に2日通うことにしました。

お花屋さん開業秘話 (vol.2)
とにかくフラワーデザイナーの資格がとりたい一心で始めたスクール通い、最初に教えていただいたのはリボンワークでした。
今はもう、作り方はほとんど忘れてしまいましたが、リボンひとつで作るさまざまな作品に、自分でもやればできるものだなあという自信と、指先を使う仕事が自分にあっているかもしれないという気持ちが湧いたのを覚えています。

リボンワークを数回こなすと、次はもう先輩たちと一緒に、季節のテーマごとのアレンジを習います。
見本もあったし、先生もその都度教えてくれるのですが、仕上がったものは、見本とは似ても似つかないもの、なぜだろう、どうしてだろうの繰り返しでした。
作品が仕上がると、先生が一つ一つ作品をチェックします。そして、自分の作品を先生の前に置くと、少しの説明を加えながら数本差し替えます。するとどうでしょう。自分の作品とは似ても似つかない、生き生きとした作品に生まれ変わってしまいます。これこそマジックとしか思えませんでした。

私の場合、かなり思い切りがよかったのか(単に雑だっただけかもしれません)、ほとんどの場合、誰よりも早く完成しました。そしてまず先生に見てもらうと、その後は自分の机の周りを片付けて帰ってもいいのですが、そうはしませんでした。皆さん個性的なアレンジをしていましたので、それをどんなふうに先生に手直しされるのかを、最後まで見ていました。今思えば、それが一番勉強になったように思います。

フラワーデザイナーの検定試験は、一定の単位を取得すると受験資格が与えられます。通常は1年くらいかかるらしいのですが、私の場合は週2回出席していましたので、半年ほどで3級の受験資格を得ることができました。

そうすると次は、受験のための特訓コースに進むのです。これが実に単調なんですね。いかに手早く、決められた作品を仕上げるかということを、繰る日も繰る日も続けるんです。花材もほとんどカーネーションと小菊、タマシダだけ。さすがに少々うんざりして、早く試験日にならないかなあと思ったものです。

いよいよ試験日、いつもとは違う試験会場に集まります。受験生は同じ教室の人ばかりだし、試験官もいつもの先生でしたが、それでも会場には張り詰めた緊張感がありました。これに失敗すると、次の試験日までの半年間と、特訓につぎ込んだかなりの額の授業料が無駄になってしまいます。失敗は許されません。

いよいよ実技試験のスタート、アレンジ1点、ブーケ1点、コサージ1点、時間と正確さとの戦いです。

続く。。。かも?

(2003.10.19)
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